感情を解放する

女性看護師

心療内科におけるカウンセリングでは、一人ひとりに合った治療方法が必要とされます。
外科などとは異なり、マニュアル通りにすれば良いというものではなく、一人ひとりと向き合い、様々な話を聞きながら原因を探ったり、治療方法を模索したりします。
この、一人ひとりに合った治療が、心療内科では大きなポイントとなります。
たとえば、病名は同じ対人恐怖症であったとしても、患者によって原因も治療法も異なり、どのような手段で治療していくのかなど、工夫をすることは必要不可欠です。
昨今は精神を病んでいる人は30~40人に一人と言われています。
患者に話しやすい環境や雰囲気を作り、きちんと話を聞く姿勢を表すことだけでも、患者の心は軽くなるはずです。

現在は主にカウンセリングを重視しています。
カウンセリングとは、ただ話を聞くだけではなく、相手の話に心から耳を傾け、相手の存在に寄り添うことが重要です。
思い悩んでいても、それを吐き出すことが出来なかったり、解決方法がわからなかったりする場合が多いので、まずは医師や病院に慣れてもらって、何でも良いから少しずつでも話が出来るように工夫します。
それは、人によっては幼い頃からの話だったり、今現在辛いことを話す人もいるでしょう。
カウンセリングとは、正しい答えを教えることではなく、相手の話を傾聴することなのです。
相手の話をひたすら聞くことによって、相手は話しながら自然と頭の中が整理されてくるパターンも多くありますし、おのずと答えが見えてくることもあります。
アメリカでは、精神を病んでいなくてもカウンセリングを受けることが一般的です。
それだけみんな自分のことで精一杯なのかもしれません。
日本も、精神が病む前にカウンセリングを受けるのも良いと思います。